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2011年11月26日土曜日

使えない英語:最後の会話 ~オヤジギャグ~

1か月前、何から何まで世話になったアメリカのボスと最後に食事して話したこと。

ボスがいつものように変なダジャレとか言ってるので、

「ボスの言っているようなことは、日本では"mid-aged joke"って言われます」

と言ったところ、

「娘にも言われる」


僭越ながらですが、英語の上達を感じる瞬間は、”とっさの「造語」を理解してもらったとき”です。保証します。これは辞書に書いてあった単語を想起できたときとは比較できません。

だから、私は自分の造語を文脈から理解してもらえたときは、辞書でウラを取りません。こういうことの一つ一つが、英語圏(+私の住んでいた地域の文化圏)で過ごした証拠みたいなもんです。

まあ、あくまで会話レベルで、ですけどね。

2011年11月18日金曜日

保守勢力

最近は読む本・マンガを後輩など他人に選んでもらっています。
というのも、自分で選ぶと同じようなテーマの同じような内容のものばかりになるので。

これに気付いたのは、帰国後コンビニで買った本が

ゴルゴ13
真田幸村

だったため。ゴルゴは最初の数ページで最終的に誰が射殺されるか分かりますし、歴史人物モノはストーリーを全部知っていて読んでいるわけです。

きっとラクなんだと思います。高齢者が水戸黄門を好む理屈です。

こうして後輩の女医さんに漫画を勧めてもらいました。

肉芽と血しぶきでいっぱいの作品でした。

2011年11月17日木曜日

カゼ

米国の寒くて乾燥している地域に2年間住んでいたのですが、風邪などほとんど引きませんでした。
でも、日本に戻って病院勤務(当直5日に1日程度)を開始したところ、2週間であっさり罹患しました。
こんなに体に悪いことだったのか・・・。

2011年11月13日日曜日

情と確率

私は皮膚が弱いというか何と言うか、コントロールが悪くなるとボロボロになる体質です。
多少強い薬で症状を抑えられなくもないのですが、体への負担を考えて留学中はそれ以外の治療法・・・をやってみてさらにズタボロになりました。

帰国後、まずやはり対症療法的ないわゆる西洋薬を出してもらいました。並行して漢方専門の薬剤師のところに行き、煎じ薬を出してもらっています。この先生は、中国で資格を取って日本へ留学し、そのまま薬局を開業している方です。

この漢方薬の処方を見てみますと、多分にカスタマイズされていますが、実は留学中に自分で見立てて買って使っていたもの(出来合いのエキス製剤です。正直あんまり効かなかったけど)と大きな変わりはありませんでした。

それでも、自宅で毎晩煎じて飲み、残りを職場に持って行って食間に飲むという面倒なことが数週間続いています。この手の薬は効くまで時間がかかることが多いので当たり前なのですが、自身のめんどくさがりや疑い深さを考えると、驚異です。

というのも、その薬剤師の先生が自信満々に「これならちゃんと治りますよ」と言ってくれたことが印象的だったからだと思います。

科学的になればなるほど、それに今のご時世に合わせれば合わせるほど、絶対治るだの100%安全などとは言えません。起きうるリスクを完全に理解していただいた上で治療が始まり、それでもちゃんと治るかどうかはやってみないと分からない・・・と表現するしかないものです。

でも、患者が求めてるのは結局、昔ながらの「その一言」なんですよね。

2011年11月8日火曜日

忘却

帰国、復帰した臨床現場で、漢字の医学用語が思い出せなくてうまく出てきません。

・・・などというと、何かいやみですが、本当です。

問題は、英語も出てこないのです。

はなから、臨床ででてくる用語ひとつひとつの英語を知っているわけではないのです。


つまりまとめると、

仕事で使う医学用語を忘れた。

以上です。

2011年11月5日土曜日

英語力保持

日本に戻って2週間
臨床業務を再開して1週間

帰国直後、本屋でイギリス人に話しかけられた以後、一切英語を使っていません。

アメリカでやり残した仕事は続いていて、数日おきにボスとメールはするのですが、それですらなんか下手になっているような気がします。

ピークの英語力(笑)ですら怪しいのに、これが下がるとなるとなんのためにアメリカにいたのか、ということになってしまいます。

どうしよう??